ものすごく荷物が重いわけではないし、降ろしたいときに降ろせる場所もあるけれど、荷物を運び続けることがちょっとしんどくなっているような状況をイメージしてみてください。
こころの問題でいえば、自分のなかでどうにか対処できていたり、周囲からのサポートもあったりはするけれど、もやもやとこころが晴れない状況がつづいているような感じです。
こういったときに、身体に負担の少ない荷物の持ち方であったり、一緒に荷物を運んでくれそうな人の見つけ方や声のかけ方など、具体的な対処方法について一緒に考えたりアドバイスをもらえたりすると助かりますよね。
問題への対処に焦点をあてる心理療法は、このたとえのように、現在直面している問題により効果的に対処できるようになるためのスキルを身につけていくことを目的とします。
ものの見方や考え方(認知)であったり、具体的な行動の面で工夫や改善を重ねていく認知行動療法がこうしたアプローチを代表する心理療法です。